痛バを刺さない方法とは、缶バッジの針をバッグ本体に通さず、中敷きや専用のシートを利用して組む手法です。せっかく集めた大切なグッズや高価なバッグに、直接針を刺して傷をつけるのは抵抗があると感じる方が多いのではないでしょうか。
痛バに刺さない方法を選択すれば、グッズの価値を損なうことなく、配置換えも自由自在に行えます。裏面を補強しながら美しく並べると、針の歪みや落下も防げるため、結果として長く推し活を楽しめます。
痛バに缶バッジを刺さない方法は、以下があげられます。
- 方法①鉢底ネットやワイヤーネットを土台にする
- 方法②クリアファイルやプラスチック板に貼り付ける
- 方法③市販の専用メッシュシートやベースを活用する
- 方法④ランチョンマットを土台として活用する
- 方法⑤超強力磁石を用いて生地を挟んで固定する
この記事では、缶バッジを刺さないで理想の痛バを完成させる方法、綺麗に仕上げるステップを紹介します。また、よくある質問も紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
缶バッジを刺さないで理想の痛バを完成させる5つの方法
痛バ制作において、缶バッジの針をバッグに直接刺さない最大の理由は、資産価値の維持とバッグの耐久性確保にあります。缶バッジを刺さないで痛バを完成させる方法をご紹介します。
◆缶バッジを刺さないで理想の痛バを完成させる方法の概要図
それぞれについて詳しくみていきましょう。
方法①鉢底ネットやワイヤーネットを土台にする
この方法は、多くの制作経験者が推奨しており、ネットを使用するため安定感があります。
園芸用の鉢底ネットや100円均一で手に入るワイヤーネットをバッグのサイズにカットして、その網目に缶バッジの針を通すことで固定します。
この方法ならバッグの生地を傷めないだけでなく、ネットの網目がガイドラインになるため、初心者でも缶バッジを水平垂直に美しく並べられる点がメリットです。
参考:鉢底ネットを使った刺さない痛バ|みるきーしょっぷ
方法②クリアファイルやプラスチック板に貼り付ける
安価で加工がしやすく、微調整に優れているのがクリアファイルやプラスチック製の下敷きを使用する方法です。バッグの大きさに合わせてカットしたファイルに、缶バッジを配置して、裏側からマスキングテープや専用の粘着剤で固定します。
透明な素材であれば缶バッジの隙間から土台が透けても目立ちにくく、キャラクターのイメージに合わせたカラーのファイルを選ぶと、より一体感のあるデザインが完成します。
参考:【保存版】痛バシートの作り方完全ガイド!100均自作・刺さないシート・磁石…どれが最強?|MACHAブロ
方法③市販の専用メッシュシートやベースを活用する
最近では、あらかじめ痛バ用に設計された専用のメッシュシートや、ループ付きのベース板も販売されています。これらは、最初からバッグの規格に合わせられている場合が多いため、自分で採寸してカットする手間が省けるというメリットがあります。
◆専用シート例
引用:A4 痛バッグシート|amazon
手先の器用さに自信がない方や、制作時間を短縮してイベントに間に合わせたい方にとって、確実で失敗の少ない選択肢です。
方法④ランチョンマットを土台として活用する
布製のランチョンマットを土台にして、高級感のある仕上がりを目指す方法も人気です。メッシュ状のランチョンマットであれば針を通しやすく、かつ布の厚みがクッションの役割を果たすため、缶バッジがバッグの中で揺れるのを抑えられます。
また、キャラクターのイメージカラーに合わせた柄を選んだり、レース付きのマットを選んだりすると、装飾の手間を省きつつ華やかな痛バが完成します。
参考:きれいに痛バッグを組む方法。今日からできる、軽やかで美しい4つの方法|Kiyoai
方法⑤超強力磁石を用いて生地を挟んで固定する
針を一切使いたくない場合に有効なのが、超強力なネオジム磁石を使用してグッズを固定する方法です。缶バッジの裏側に磁石を貼り付け、バッグの内側(または土台の裏側)から別の磁石で挟み込めば、穴を開けずに配置が可能です。
この手法は、針がないアクリルスタンドやラバーストラップを痛バに組み込みたい際にも非常に重宝します。

痛バに缶バッジを刺さないで綺麗に仕上げる5つのステップ
痛バに缶バッジを刺さないで綺麗に仕上げるステップをご紹介します。
◆刺さない痛バの制作ステップの概要図
それぞれ詳しくみていきましょう。
ステップ①土台となるシートやネットを準備する
まずは、バッグのサイズに合わせた中敷きを用意することからはじめましょう。100円均一ショップでも入手可能な「ワイヤーネット」や「鉢底ネット」が加工しやすくて便利です。
バッグのビニール面のサイズを正確に測り、それよりも一回り小さくカットすると、バッグに入れた際に端がもたつかず、スッキリとした印象に仕上がります。
ステップ②缶バッジの必要個数を計算し配置を決める
制作前に、バッグの面積に対して何個の缶バッジが必要か計算しましょう。一般的にA4サイズのバッグを埋めるには、直径57mmの缶バッジであれば約24個〜30個程度が必要になります。
初心者のうちは、全面を埋めるのが大変なため、レースやフリルなどの装飾を周囲に配置して、少ない個数でも豪華に見せる工夫を施す方法がおすすめです。
なお、A4の痛バに缶バッジ(57mm)は何個必要かについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:A4の痛バに缶バッジ(57mm)は何個?仕上げ方のポイント
ステップ③缶バッジを隙間なく並べて固定する
隙間が空くと見栄えが悪くなるため、バッジ同士を少し重ねるように配置する「鱗並べ」を意識すると、密度の高い美しい仕上がりになります。ネットを使用する場合は、網目に針を通して裏側で留めるだけで固定できますが、プラスチック板の場合は両面テープを併用して位置を固定しましょう。
針を通さない手法は、配置の微調整が何度でも可能であり、大切なグッズを傷つけずに理想のレイアウトを追求できる点が魅力です。向きが一定になるよう丁寧に並べることで、遠目から見ても整った印象を与え、推しへの愛が伝わるハイクオリティな痛バに近づきます。
ステップ④バッグの底にクッションを入れて高さを出す
土台をバッグに入れる際、重みでシートが下へズレないよう、バッグの底に厚めのクッション材やタオルを敷いて高さを調整するのがコツです。これにより、ビニール窓のちょうどよい位置にグッズが固定され、持ち歩いている最中にレイアウトが崩れるのを防げます。
また、底に厚みが出るとバッグ自体の自立性が高まり、イベント会場などで床に置いた際も見栄えを維持できます。中身が沈んでしまうと、せっかく綺麗に並べた缶バッジが隠れてしまうため、外側から見え方を確認しながら、詰め物の量を微調整してください。
ステップ⑤バッグにセットして表面の装飾を整える
すべての缶バッジを固定した土台を、バッグのクリアポケット部分へゆっくりと差し込みます。最後に、表面のビニールを専用のクロスなどで拭き上げ、指紋やホコリを取り除いてから、缶バッジの向きがすべて一定方向を向いているか最終確認をしましょう。
穴を一切開けない手法なら、季節やイベントのテーマに合わせて、リボンやレース、ステッカーなどの装飾をビニール越しに添える方法もおすすめです。全体のバランスを客観的にチェックして、缶バッジが美しく引き立つように装飾の配置を整えれば、大切なグッズを守り抜く理想の痛バが完成します。

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痛バの刺さないでよくある3つの質問
痛バの刺さないでよくある質問をご紹介します。それぞれ詳しくみていきましょう。
質問①シートに固定した缶バッジが重みで落ちてきませんか?
シート自体の強度が不足していると、重みでたわんだり落下したりする原因になります。厚みのあるプラスチック板を使用するか、ワイヤーネットのような硬い素材を選び、バッグ上部とシートを安全ピン等で目立たないように連結させる方法が有効です。
また、缶バッジ一つひとつを個別にビニールカバーに入れた状態で固定すれば、摩擦が強まり滑り落ちを防止できます。
質問②刺さない方法だと缶バッジが斜めにズレやすいのはなぜですか?
缶バッジが斜めにズレる理由として、固定する際の「遊び」が大きすぎることがあげられます。ネットの網目が大きすぎる場合は、針を通した後に裏側から養生テープなどで針を固定すると、缶バッジが回転するのを防げます。
また、配置する際に中心から外側に向かって並べていくと、全体のバランスが崩れにくくなり、左右対称の美しいレイアウトを維持しやすいです。
質問③缶バッジを刺さない方法だと、歩いている時の「カチャカチャ」という音は気になりませんか?
刺さない手法では、土台と缶バッジの間にわずかな隙間が生じやすいため、歩行時の振動で金属同士が触れ合い、音が鳴る場合も少なくありません。この対策として、缶バッジの裏面に小さく切った「クッションテープ」や「厚手の両面テープ」を貼ると、衝撃を吸収して消音効果を得られます。
また、缶バッジカバーを装着した状態で組めば、ビニール同士が密着するため音が出にくくなるだけでなく、バッジ同士の擦れによる傷も同時に防げます。静音性を高める工夫を施すことで、公共交通機関での移動中も周囲を気にせず、推し活を楽しめる点がメリットです。

大切な缶バッジを守りながら痛バを楽しもう!
痛バを刺さないで作ることは、大切なグッズの劣化を防ぐだけでなく、誰でも簡単にプロ級の仕上がりを実現できる賢い選択です。針を通さないことでバッグの寿命も延び、推しの記念日やイベントに合わせて何度でも自由にデザインを組み替える喜びを味わえます。
自分だけの最高の痛バを持って、自信を持って推しに会いに行きましょう。以下のステップに沿って進めると、綺麗な仕上がりになります。
- ステップ①土台となるシートやネットを準備する
- ステップ②缶バッジの必要個数を計算し配置を決める
- ステップ③缶バッジを隙間なく並べて固定する
- ステップ④バッグの底にクッションを入れて高さを出す
- ステップ⑤バッグにセットして表面の装飾を整える
さらに、最近では缶バッジに貼るだけで傷を防止できる保護フィルムや、バッグの中でグッズが動かないように固定する専用の粘着ジェルなども登場しています。まずは、家にあるクリアファイルなどをカットして、理想の配置をシミュレーションすることから始めてみてください。
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