トレカは、コレクションや交換、ゲームプレイを目的として作られたカードです。昨今では、好きなアイドルやキャラクターの画像を使用したオリジナルトレカの人気が高まっています。
本記事では、トレカの一般的なサイズや自作する場合の作り方、アレンジに利用できるアイテムについてご紹介します。また、よくある質問についてもご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
トレカとは?
トレーディングカード(トレカ)は、ユーザーが好みのアイドルやタレントの写真を使用し、独自のデザインで作成できるカードです。これらのカードは、コレクションとしての楽しみや、友人との交流を深めるツールとして人気を集めています。
とくに、有名なアニメやゲームを題材としたカードは、コレクターやプレイヤーの間で高い人気を誇ります。
一般的なサイズ
トレーディングカードのサイズは一般的に63.5mm×88.9mmの米国標準サイズが多く採用されていますが、ほかにも54mm×86mmのサイズもよく見られます。
これらのサイズは、制作者がカードの用途やデザイン、コスト面を考慮して決定するのが一般的です。また、カードの角を丸く仕上げれば耐久性が増し、保管状態も良好に保てるため、収集品としても人気があります。

トレカを自作する場合の作り方は5ステップ
次に、トレカを自作する場合の作り方について解説します。
- ステップ1.画像を用意する
- ステップ2.画像を印刷する
- ステップ3.画像を貼り合わせる
- ステップ4.ラミネートする
- ステップ5.不要な部分を切り落とす
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
ステップ1.画像を用意する
トレーディングカードを制作する際、カラーコピーと写真プリントの方法がありますが、画質を重視するなら写真プリントを選ぶのがおすすめです。写真プリントは、色彩の再現性が高く、細部までくっきりと映し出されるため、仕上がりに大きな差が出ます。
とくに、カードの品質を重視するコレクターにとっては、写真プリントでの鮮明さが大きな魅力です。一方、カラーコピーは手軽さがあるものの、色合いや解像度が写真プリントには及ばないため、満足度が低くなる可能性があります。
ステップ2.画像を印刷する
写真データを印刷する際に、コピー機が自宅にない場合は、ネットプリントを活用してコンビニで簡単に印刷する方法が便利です。まず、ネットプリント対応のアプリやウェブサイトで印刷条件を設定し、データをアップロードします。
そして、近所のコンビニでデータを引き出して印刷を行った後は、定規とカッターを使って丁寧にカットし、カードのサイズに整えましょう。この方法により、機材がなくても高品質な仕上がりが期待できます。
ステップ3.画像を貼り合わせる
写真を切り取った後は、のりでしっかりと貼り合わせて仕上げましょう。カットには、はさみやカッター、裁断機が使用できますが、定規を当ててデザインカッターで切ると、より正確で美しい仕上がりになります。
また、のりは隅までしっかりと付け、4辺に浮きが出ないように注意すれば、完成度が高くなります。また、貼り合わせの際には定規で軽く押さえながら空気を抜いていくと、仕上がりがさらに綺麗です。
ステップ4.ラミネートする
写真をカットした後、ラミネートフィルムを丁寧に剥がし、トレーディングカードの印刷面を下にして粘着面にしっかりと貼り付けます。貼り付ける際は、フィルムの粘着面が写真の印刷面ときちんと密着し、気泡が入らないように注意してください。
なお、フィルムの粘着面でない側は必要がないため、処分して構いません。このようなラミネート加工により、カードの表面が保護され、お気に入りのカードが長持ちします。
ステップ5.不要な部分を切り落とす
ラミネート加工した後にフィルムが余っている部分は、きれいにカットして仕上げましょう。使用する道具ははさみやカッター、裁断機など自由ですが、デザインカッターを使用すると細かい部分まで丁寧に仕上げられます。
もし、カットが少し不揃いになってしまった場合は、ガラスやすりで端を軽く整えると滑らかな仕上がりです。このひと手間で、より完成度の高いトレーディングカードが出来上がります。

トレカのアレンジに利用できるアイテム
次に、トレカのアレンジに利用できるアイテムについて解説します。
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
1.ホログラムシート
ホログラム加工を加えたトレカを作成するためには、まずホログラムシートを用意し、ラミネートしたカードに貼り付けます。ホログラムを片面にのみ重ねれば、光の反射でキラキラと輝き、注目させたい面を強調できます。
貼り付けた後、フィルムが余っている部分はカットしてください。また、角を丸めて仕上げると、より統一感が出て見た目も美しくなります。
2.光沢紙
印刷する際に光沢紙を使用すると、ツヤのある光沢が加わり、カードがいっそう鮮やかに見えます。一方で、落ち着いた雰囲気のマットな仕上がりにしたい場合は、普通紙が適しています。
カードのデザインや求めるイメージに合わせて、光沢紙と普通紙を使い分けてみてください。これにより、より理想的な仕上がりが実現します。

トレカの作り方でよくある3つの質問
最後に、トレカの作り方でよくある質問をご紹介します。
- 質問1.トレカの自作におすすめの「Picsart」とは?
- 質問2.トレカを自作する際の注意点は?
- 質問3.トレカにおすすめの紙は?
それぞれの内容について詳しくみていきましょう。
質問1.トレカの自作におすすめの「Picsart」とは?
参考:編集・デザインツール|Picsart
「Picsart」は、スマホで簡単に写真や画像を編集できるアプリです。世界中のユーザーがさまざまな言語で利用しており、専門知識がなくても高品質な編集が可能です。
さらに、Picsartにはコミュニティ機能もあり、ほかのユーザーの作品を閲覧したり、自分の編集した画像をシェアしたりできます。累計で10億以上のダウンロードを達成し、月間1.5億人を超えるユーザーがこのアプリを活用しています。
質問2.トレカを自作する際の注意点は?
自作のトレーディングカードを制作する際は、著作権に注意してください。アニメキャラクターや有名人の写真など、他人の著作物を無断で使用しないようにしましょう。
また、自作のイラストや自分で撮影した写真を使用すれば、著作権侵害のリスクを回避できます。さらに、フリー素材やクリエイティブ・コモンズライセンスの素材を活用するのもおすすめです。
トレカを制作する場合は、個人で楽しむ目的に留め、商用利用は避けるようにしましょう
質問3.トレカにおすすめの紙は?
トレカの制作には、発色が良くカラー印刷に適した「コート紙」を選ぶのがおすすめです。コート紙は絵柄や写真を鮮やかに見せるため、カードのクオリティが高まります。
また、カードの耐久性を考慮し、十分な厚みのある紙を選ぶのも重要です。薄い紙だと、すぐに曲がったり損傷したりするおそれがあるため、四六判225kg以上の厚みがあるものを選択しましょう。

まとめ
本記事では、トレカの一般的なサイズや自作する場合の作り方、アレンジに利用できるアイテムについてご紹介しました。
トレカは、コレクションや交換、ゲームプレイを目的として作られたカードです。アイドルやゲームキャラクター、アニメなどの写真やイラストが印刷されており、トランプ大のサイズが一般的です
自作する場合は、好きな画像を用意し、プリントしたものラミネートフィルムで加工すれば、簡単にオリジナルトレカが作れます。もし、こだわりたい場合は、ホログラムシートを活用したり、光沢紙で印刷したりする方法がおすすめです。
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