大好きな推しに会えるファンミーティングですが「どんな服装で行けばいいんだろう?」と悩みますよね。はじめての参加だと、周りから浮いてしまわないか、マナー違反にならないか不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、ファンミーティングの服装選びで失敗しないための基本的な考え方から、季節や会場に合わせた具体的なコーディネートまで分かりやすく解説します。
ファンミーティングの服装選びで押さえるべきポイントは5つ
ファンミーティングの服装に厳格なルールは少ないですが、心から楽しむためにはいくつか押さえておきたい基本のポイントがあります。ここでは、服装選びの土台となる5つの重要な考え方を解説します。
1.公式サイトでドレスコードを確認する
イベントによっては、コンセプトに合わせたドレスコードが設けられている場合があります。たとえば、「〇〇色を取り入れた服装」や「セミフォーマル」といった指定がある場合も珍しくありません。
特別な指示がない場合、基本的には自由な服装で問題ありません。しかし、まずは公式からの案内をチェックして、不明な点があれば、イベントの問い合わせ先に確認しましょう。
2.推しへの愛を表現する「推しカラー・グッズ」を取り入れる
ファンミーティングは、推しへの「好き」を表現できる絶好の機会です。服装に推しのメンバーカラーを取り入れるのは、定番のアピール方法です。
全身をその色で統一するのに抵抗がある方は、トップスやスカート、アクセサリーなどの小物でさりげなく取り入れましょう。また、公式グッズのTシャツやパーカーを着用するのも、ファン同士の一体感が生まれ、イベントをより楽しむための素敵な方法です。
自分らしい形で、推しへの気持ちをファッションに込めてみましょう。
なお、推し活でおすすめのアイテムについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【2025年最新】推し活でおすすめのアイテム7選|必須な理由や楽しむ方法もご紹介!
3.長時間でも快適な「動きやすさ」を重視する
ファンミーティングは、内容によってスタンディングであったり、ゲームコーナーで体を動かしたりと、意外と長時間におよぶ場合が多いです。このため、デザイン性だけでなく動きやすさや着ていて疲れない服装を選びましょう。
締め付けの強い服や、歩き慣れていない高いヒールの靴は避けたほうが無難です。伸縮性のある素材の服や、履き慣れたスニーカー、フラットシューズなどを選ぶと、イベントの最初から最後まで、体の負担を気にせず全力で楽しめます。
4.会場の雰囲気に合わせる
服装選びでは、会場の雰囲気に合わせるようにしましょう。たとえば、ライブハウスやイベントホールであれば、カジュアルで動きやすい服装が適しています。
一方で、ホテルの宴会場など、少し格式の高い場所で開催される場合は、きれいめのワンピースやブラウスにスカートなど、スマートカジュアルがおすすめです。
事前に、会場のウェブサイトなどで雰囲気を調べておくと、当日の服装をイメージしやすくなり、周りから浮いてしまう心配も少なくなります。
5.周りへの配慮を忘れない
ファンミーティングは、自分だけでなく多くのファンが集まる場所のため、周囲への配慮を忘れない服装を心がけましょう。たとえば、大きすぎる帽子や過度に広がりのあるスカートは、隣の人のスペースを圧迫したり、後ろの人の視界を遮ったりする可能性があります。
また、満員電車に乗る可能性も考慮して、満員電車で邪魔にならない服装や、他人の服に引っかかってしまうような装飾の多い服は避けたほうが賢明です。誰もが気持ちよく過ごせるよう、思いやりのある服装を選びましょう。

ファンミーティングで避けたい服装のマナーは3つ
ファンミーティングを全員が楽しむためには、服装に関する最低限のマナーを守りましょう。自分ではよかれと思って選んだ服装が、意図せず周りの迷惑になってしまいかねません。ここでは、注意したい服装のNGポイントを3つご紹介します。
1.後ろの人の視界を遮る服装・髪型
スタンディング形式や、座席の段差が少ない会場では、後ろの人の視界を遮るような服装や髪型は避けるべきです。具体的には、つばの広い帽子や、大きなリボンなどの頭飾り、高い位置でのお団子ヘアやポニーテールなどがあげられます。
また、厚底の靴やヒールの高すぎる靴も、後ろの人の視界を妨げる原因になりかねません。おしゃれを楽しみたい気持ちは大切ですが、自分の身長以上に視線を高くすると、周りのファンへの配慮に欠ける行為と見なされる可能性があるため注意が必要です。
2.イベントの妨げになる「音」が出る素材
意外と見落としがちなのが、服の素材が出す音です。アーティストのトークや歌唱を静かに聴き入る場面では、少しの物音でも目立ってしまう場合があります。
歩いたり体を動かしたりするたびに、「シャカシャカ」「ガサガサ」と音が鳴るナイロン製のジャンパーやパンツは避けるほうが無難です。さらに、たくさんのアクセサリーがぶつかり合って「ジャラジャラ」と鳴るのも、周囲の鑑賞の妨げになります。
静かな環境が想定されるイベントでは、こうした音の出にくい素材の服を選ぶように心がけましょう。
3.過度な露出や強すぎる香り
ファンミーティングはアーティストに会える特別な場ですが、TPOをわきまえた服装が求められます。胸元が大きく開いた服や、丈の短すぎるスカートなど、過度な露出は避けましょう。
会場の雰囲気から浮いてしまうだけでなく、ほかの参加者を不快にさせてしまう可能性もあります。また、服装と合わせて気をつけたいのが香水です。
自分にとってはよい香りでも、人によっては気分が悪くなる場合もあります。閉鎖された空間では香りがこもりやすいため、香水をつける場合はごく少量にするか、つけないようにしましょう。

【季節別】ファンミーティングの服装4選
ファンミーティングに参加する際の服装は、季節によっても大きく変わります。ここでは、春夏秋冬それぞれの季節に合わせた、快適かつおしゃれなコーディネートのポイントをご紹介します。
春:体温調整しやすい羽織りもの活用コーデ
春は、日中と朝晩の寒暖差が激しい季節です。また、会場内は暖房が効いていて暑く感じたり、換気で肌寒く感じたりする場合もあります。
このため、カーディガンやジャケット、パーカーといった羽織りものを一枚持っていくと便利です。インナーは薄手のブラウスやカットソーにし、暑い時には脱ぎ、寒い時には羽織れば簡単に体温調整ができます。
パステルカラーなど春らしい色を取り入れると、季節感のある華やかな印象になります。
夏:快適さと対策を両立した涼やかコーデ
夏のファンミーティングでは、暑さ対策と冷房対策の両方が大切です。屋外での待機時間がある場合は、熱中症を防ぐためにも通気性のよいTシャツやワンピースがおすすめです。
一方で、会場内は冷房が強く効いている場合が多いため、薄手のカーディガンやシャツなどの羽織りものは欠かせません。汗をかいても目立ちにくい色の服を選んだり、速乾性のある素材を着用したりするのも快適に過ごすために必要です。
秋:落ち着いた色味で季節感を出すコーデ
過ごしやすい気候の秋は、おしゃれを楽しめる季節です。ボルドーやマスタード、カーキといった落ち着いた色味(こっくりカラー)を取り入れるだけで、一気に季節感のあるコーディネートが完成します。
チェック柄のスカートや、コーデュロイ素材のアイテムなども秋らしさを演出してくれます。また、春と同様に朝晩は冷え込む場合があるため、ストールや軽めのニットなど、体温調整ができるアイテムをプラスすると安心です。
冬:防寒とオシャレを両立した重ね着コーデ
冬のファンミーティングでは、会場までの移動時の防寒対策が欠かせません。しかし、会場内は暖房で暖かい場合が多いため、厚着をしすぎると汗をかいてしまう可能性もあります。
このため、「重ね着(レイヤード)スタイル」がおすすめです。機能性インナーを着用して、そのうえにニットやブラウスを重ね、コートを羽織ります。
会場に着いたらコートやマフラーはクロークに預けるか、ロッカーを利用して、身軽な状態でイベントを楽しめるようにしましょう。

【会場別】ファンミーティングの服装のポイントは2つ
ファンミーティングの服装は、開催される「会場」の特性に合わせて選びましょう。ここでは、代表的な2つの会場タイプ別に、服装選びのポイントを解説します。
ライブハウス・スタンディング会場の場合
ライブハウスやスタンディング形式の会場では、動きやすさと安全性が最優先されます。多くの人が密集するため、足元はヒールを避け、踏まれても安全なスニーカーがおすすめです。
さらに、服装は、Tシャツにパンツスタイルといったカジュアルでシンプルなものが基本です。大きな荷物は周りの邪魔になるため、ショルダーバッグやボディバッグなど、両手が空く小さめのカバンに必要なものだけを入れて参加しましょう。
また、汗をかくことも想定して、タオルも忘れずに持っていくと安心です。
ホテル・着席形式の会場の場合
ホテルの宴会場やコンサートホールなど、着席形式の会場で行われるファンミーティングの場合は、少しきれいめな服装を意識しましょう。ワンピースや、ブラウスにスカートやきれいめのパンツを合わせたスマートカジュアルなスタイルが会場の雰囲気にマッチします。
しかし、フォーマルすぎる必要はありません。長時間座っていてもシワになりにくい素材の服を選ぶと、イベントの最後まで綺麗な状態で楽しめます。

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ファンミーティングの服装でよくある3つの質問
ここでは、ファンミーティングの服装に関して、多くの人が抱く疑問についてお答えします。周りの目が気になったり、服装以外のマナーで悩んだりする方は、ぜひ参考にしてください。
質問1. 浮かないか心配なのですが、どのような服装が無難ですか?
はじめての参加で周りから浮かないか心配な場合は、きれいめカジュアルを意識しましょう。具体的なコーディネートとしては、無地のブラウスやカットソーに、スカートやパンツを合わせるスタイルがおすすめです。
色は、白や黒、ネイビー、ベージュといったベーシックなカラーを基調にすると、どのような会場の雰囲気にも馴染みやすいです。そこに、推しカラーのアクセサリーやバッグをワンポイントで加えるだけで、さりげなくファンらしさも表現できます。
なお、はじめてのライブ参戦でのポイントについては、こちらの記事で解説しています。
関連記事:【初心者向け】はじめてのライブ参戦でのポイントは?持ち物や会場に着いてからの流れをご紹介!
質問2.服装以外に気をつけることはありますか?
服装以外では、ヘアスタイルや靴、持ち物に注意が必要です。
後ろの人の視界を遮らないよう、高い位置でのお団子やポニーテールは避け、ハーフアップや低い位置でのまとめ髪がおすすめ
長時間の立ち見でも疲れにくいスニーカーやフラットシューズが基本
応援グッズや貴重品が入る程度のコンパクトなバッグにまとめ、大きな荷物は事前にロッカーなどに預けておくと、スマートに行動できる
なお、コンサートの持ち物については、こちらの記事で詳しく解説しています。
関連記事:【完全版】コンサートの持ち物チェックリスト|よくある質問もご紹介します!
質問3.40代でも推しカラーを取り入れて大丈夫ですか?
推しを応援する気持ちに、年齢は関係ありません。40代以上の方が推しカラーを取り入れる場合は、上品さを意識しましょう。
たとえば、鮮やかな色のトップスに抵抗がある場合、バッグやスカーフ、アクセサリーといった小物で色を取り入れる方法がおすすめです。また、くすみカラーや淡いトーンの推しカラーアイテムを選ぶと、大人っぽく洗練された印象になります。
無理に若作りをするのではなく、自分らしいスタイルのなかに上手に色を溶け込ませて楽しみましょう。

まとめ
ファンミーティングの服装選びは、公式サイトでのドレスコードの確認から始まり、TPOと周りへの配慮が基本です。厳格なルールはありませんが、動きやすさを重視して、会場の雰囲気に合わせた服装を心がけると、イベントを心から楽しめます。
また、推しカラーやグッズをコーディネートに取り入れると、ファンとしての気持ちを表現でき、イベントの一体感をより高められます。季節ごとの気候や、ライブハウス、ホテルといった会場の特性も考慮して、自分らしい素敵な服装を選んでください。
なお「推し活モール」では、推し活におすすめのグッズを販売しています。お名前キーホルダーやうちわケースなどのアイテムを手頃な価格で販売していますので、ぜひご活用ください。⇒推し活モールはこちら

